6.取引を記録する
1. 取引と勘定科目
取引を要素別に分ける場合、簿記ではその要素に名称をつけます。
その名称を勘定科目といいます。
上記の取引例には、次の勘定科目がありました。
簡単に科目の内容を説明します。
現金 | 紙幣と硬貨をいう |
普通預金 | 銀行の預金口座のこと |
売掛金 | 商品を売って代金は後払いの時 |
買掛金 | 商品を買って代金は後払いの時 |
資本金 | 登記簿に登記されている金額 |
売上 | 商品の販売金額 |
仕入 | 商品の購入金額 |
支払家賃 | 事務所などの家賃 |
旅費交通費 | 電車代、タクシー代など |
消耗品費 | 事務用品、少額の備品など |
広告宣伝費 | チラシ広告、新聞広告、ネット上の広告など |
通信費 | 電話代、切手代など |
水道光熱費 | 水道代、電気代、ガス代など |
これらの勘定科目は、その性質により次の5つのグループに分類できます。
資産 | 現金、普通預金、売掛金など |
負債 | 買掛金など |
資本 | 資本金など |
収益 | 売上など |
費用 | 仕入、支払家賃、旅費交通費、消耗品費、広告宣伝費、通信費、水道光熱費など |
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